時空の漂白 42  PDF (2010年12月22日) 

広島便り 2010里山を歩こう(9)身近な自然観察  高橋 滋 

夏くる 7月27日(金)  

峠の竹林で、2年ほど前に竹をチップ化して蒔いていたところを掘ったら、カブトムシがたくさんでてきた。カブトムシは、地中で成虫になった後、しばらくそこに留まるらしい。そのタイミングだったようだ。容器がないのでバケツに入れて、網をかけてベランダに置いておいたら、網を外してだいぶ逃げていってしまった。

7月30日(金)

梅雨明け後、快晴・酷暑が続く。しかし、立秋まであと1週間でもある。オミナエシ、キキョウなどが咲きそろいブラックベリーも熟す。暑さのせいか昆虫の動きは鈍い。

ピーマン類は不作だが、ズッキーニ、オクラ、インゲンなどがそろっている。ことしはミョウガが大変多い。

キュウリの葉にタマムシ(ウバタマムシ?)がやってきてしばらく休んだ。

そのあと同じところに待望のゼフィルスがきた。ここで観察を始めて8年目になるが、見たのは2回目、撮影は始めて。数秒で飛んでいってしまった。オオミドリシジミ(メス)と思う。